生放送中の激しい動きや長時間の収録でも、崩れる気配すら見せない。その堅牢な作りの秘密は、綿密なベースメイキングにある。髪の毛の中にすき毛(毛たぼ)を忍ばせ、自毛を丁寧に被せていく手法が取られており、外側から見ると柔らかく見えるものの、内部は非常に強固なフレームが形成されている。
『ザ・ベストテン』でのエネルギッシュな進行や、テレビ朝日系列で連日放送される長尺の収録現場においても、髪型が乱れた場面は一度として目撃されていない。スプレーで固着させるだけでなく、毛流れと体幹の動きを計算したピン打ちの技術が、崩れ知らずの安定感を生み出しているのだ。