ネット上の掲示板やSNSでは、「内部進学組(小学校からの進学)と中学受験組の間で壁があるのではないか」「IB教育ばかりで一般入試の学力がつかないのではないか」といった噂が散見されます。しかし、現場の実際の教育運用を検証すると、これらは事実と異なります。
第一に、小学校からの進学者と中学入試組は、中学校入学直後からスムーズに混合クラスを形成し、互いの長所(探究に慣れた内部生とペーパーテスト処理能力の高い外部生)が刺激し合う協働環境が作られています。
第二に、高校進学以降はコース制が敷かれ、IB DP取得を目指すクラスと、国内一般入試(国公立・私立難関)に特化して徹底的に演習を重ねるクラスに分流します。全生徒にIBの負荷が画一的に課されるわけではなく、生徒個々の志望進路に応じた合理的カリキュラムが設計されています。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
教育社会学および学習心理学の観点から、奈良学園登美ヶ丘中学校への適性を判定する明確な基準を整理します。
【入学をおすすめできるご家庭・お子様】
- 知識の暗記だけでなく、「なぜそうなるのか」を自分で調べ、発表することが好きな子ども
- 英語運用能力やグローバルな感覚を自然に身につけさせたい家庭
- 落ち着いた清潔感ある学習環境で、情操教育と学力伸長を両立させたい家庭
- 一般入試一辺倒ではなく、総合型選抜や推薦入試も含めた幅広い大学進学ルートを確保したい生徒
【慎重な検討を要するご家庭・お子様】
- 「塾の指示通りにパターン問題を解くこと」だけに慣れ、自発的な問いを立てることが苦痛な子ども
- 高校3年間を医学部や東京大学・京都大学の一般ペーパー入試対策のみに100%集中させたい家庭(この場合は奈良学園本校や東大寺学園・西大和学園等の特進特化校の検討が妥当)
- 年間の学費や教育関連諸費用の予算をタイトに見積もっている家庭