トップアスリートたちがしのぎを削ったパリ2024オリンピックは、スイムウェアの技術革新における大きな転換点となった。0.01秒を争う世界で、水抵抗を極限まで減らしつつ筋肉のブレを抑える機能は、競泳アンダーウェアにも強く求められている。
競技用として開発されたアンダーウェアは、流体力学に基づいた独自の立体成形と超軽量ハイゲージ素材を採用。水を含んでも重くならず、皮膚と一体化するようなホールド感を実現した。かつて「金メダルへの一言」で日本中を沸かせた北島康介氏をはじめとするトップスイマーたちの時代から受け継がれてきた「水との一体感」を追求する姿勢は、今や一般向けの製品開発にも色濃く反映されている。