新宿駅西口から動く歩道や地下通路を抜けて徒歩約10分、都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」に直結する東京都庁第一本庁舎は、東京のランドマークとして圧倒的な存在感を放ち続けています。地下3階・地上48階建てのタワー構造は、日本伝統の「格子模様」とハイテク半導体の集積回路を融合させたファサードデザインが特徴的で、パリのノートルダム大聖堂をはじめとするゴシック様式の双塔カテドラルから着想を得たと伝えられています。
建築史の観点からも、丹下健三が晩年に到達した「国家や都市のモニュメンタリティ(記念碑性)」の具現化として極めて重要な位置を占めています。花崗岩と熱線反射ガラスが織りなす幾何学的な外観は、天候や時間帯によって多彩な陰影を生み出し、半世紀近くを経た現在も色褪せない造形美を誇ります。
現地を訪れる際のアクセス手段としては、天候に左右されない地下連絡通路の利用がもっとも推奨されます。自家用車で来庁する場合も、地下に整備された公共駐車場(都庁駐車場)が利用可能であり、大型立体パーキングとしての収容能力を備えています。