「たかが生理痛」「量が多い体質だから」という思い込みは禁物だ。レバー状の塊が繰り返し現れる背景には、治療を要する婦人科疾患が潜んでいるケースが非常に多い。特に以下のチェック項目に当てはまるものがないか、自身の生理期間を振り返ってみてほしい。
【危険度セルフチェック】
・500円玉以上の大きさ(直径約3cm以上)の塊が何度も出る
・昼間でも夜用ナプキンが2時間持たず、漏れの不安が常にある
・生理痛が年々ひどくなり、市販の鎮痛薬が手放せない
・立ちくらみ、息切れ、常に体が重だるい感覚がある
・生理期間が8日以上ダラダラと続く
これらに該当する場合、医学的に「過多月経」や「月経困難症」と診断される可能性が高い。その根本原因として代表的なのが、子宮の筋肉に良性の腫瘍ができる「子宮筋腫」や、子宮内膜に似た組織が筋層内に潜り込んで壁を厚くする「子宮腺筋症」、本来とは異なる場所に内膜組織が増殖する「子宮内膜症」だ。放置すると病巣が肥大化し、不妊や周囲の臓器圧迫による激痛を引き起こすリスクがある。