取材班が入手した内部資料によると、なんば界隈で噂されるトップクラスのクラブには、極めて厳密な入会スクリーニングが存在する。誰でもお金を払えば入れるわけではない。その閉鎖性こそがクラブのブランド価値を担保している。
基本システムとして採用されているのは、既存正会員2名以上の直接推薦と、理事会による面談審査だ。入会金は30万円から100万円、月会費も数万円単位に設定されているケースが多いが、真のハードルは金銭面ではない。「ミナミのカルチャーに対する理解」と「他者への敬意を保てる品格」が厳密に問われるのだ。審査を通過した会員には、ブロックチェーン技術を活用したデジタル会員権や、掌静脈による生体認証アクセス権が付与され、物理的な会員証すら持たずにスマートに入室する仕組みが整えられている。