「マッシュベースにしたいけれど、昔ながらのド直球なキノコ頭になってしまわないか不安だ」。サロンのカウンセリングシートで最も頻出するこの懸念を払拭するには、オーダー時の言語化が命運を分ける。鍵となるのは、サイドの刈り上げの高さと前髪からサイドにかけての「ラインの繋ぎ方」だ。
失敗を避けるための第一法則は、刈り上げのミリ数を安易に短くしすぎないこと。サイド内部を4ミリから6ミリ程度でグラデーション状に刈り上げ、覆いかぶさるトップの毛束にわずかな段差(レイヤー)を仕込んでもらう。これにより、正面から見た際の横幅が自然に絞られ、驚くほどの小顔効果が生まれる。さらに、襟足をすっきりとテーパーカットで締めることで、後ろ姿にもだらしなさが一切残らない洗練された清潔感が宿るのだ。