工房の奥深くで繰り広げられる作業には、目を見張るほどの情熱が注がれている。特に数量限定で販売される特製クロワッサンやハード系パンは、生地の発酵と仕込みだけに実に48時間以上の歳月を費やしているのだ。
温度や湿度に応じて0.1度単位で管理される発酵工程。手作業で幾重にも折り重ねられる生地の層。職人・吉本正氏が長年の試行錯誤の末にたどり着いたこの極秘プロセスこそが、外側はサクッと、内側はしっとりモチモチという究極の食感を生み出している。大量生産には絶対に不可能なこの手仕事の深さこそ、限定パンに隠された最大のこだわりである。