「たべるんごのうた」なぜ流行?辻野あかりボイス獲得の奇跡と現在

「たべるんごのうた」なぜ流行?辻野あかりボイス獲得の奇跡と現在

「たべるんごのうた」なぜ流行?辻野あかりボイス獲得の奇跡と現在の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

一大ムーブメントの起点となったのは、2020年1月11日にニコニコ動画へ投稿された動画「たべるんごのうた」でした。制作者は映像クリエイターのバッカ(プチプチP)氏。動画はわずか約20秒という短尺ながら、強烈なインパクトを放っていました。

楽曲の主役となったのは、『アイドルマスター シンデレラガールズ』で2019年に新登場した山形県出身のアイドル・辻野あかりです。彼女は実家のりんごを全国へアピールするため、語尾に「〜んご」をつけて喋る独特のキャラクター付けを自らに課し、自作のマスコットキャラクターりんごろう(リアルなりんごに手足とシュールな顔が生えたデザイン)を従えていました。

「たべるんごのうた」の歌詞は極めてストレートで親しみやすい構成となっています。

「こいつはりんごろう」「たべるんご たべるんご 山形りんごをたべるんご」「あかりんごもおいしいんご」といったリズミカルなフレーズが、軽快な伴奏に乗せて歌い上げられます。バッカ氏の自作メロディと脱力感あふれる切り抜きアニメーションが融合した本動画は、辻野あかりの個性と山形りんごの魅力をわずか20秒で完璧にプレゼンテーションする内容となっていました。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。