狙い通りの深いアングルでコーナーを駆け抜けるには、セッティングのキモを押さえる必要がある。最大のポイントは、ステアリングジャイロのゲイン(効き具合)の微調整と、前後の重量配分だ。リアタイヤにしっかり荷重を乗せるため、バッテリー位置やショックアブソーバーの角度を数ミリ単位でアジャストするのがプロの極意と言える。
また、上達への最速ルートは、力任せのスロットル操作を捨て、低速での定常円旋回や「8の字走行」を愚直に練習することだ。指先の微妙なアクセルワークとステアリングの抜き差しが同調した瞬間、マシンは吸い付くような美しいドリフトを描き始める。