東大赤門の閉鎖理由に迫る!耐震改修の裏側と再開ルートを独占取材

東大赤門の閉鎖理由に迫る!耐震改修の裏側と再開ルートを独占取材

東大赤門の閉鎖理由に迫る!耐震改修の裏側と再開ルートを独占取材の総合ガイドをお届けします。役立つ情報が満載です。

そもそも、なぜこの門はこれほどまでに特別視されているのでしょうか。江戸時代の文政10年(1827年)、11代将軍の徳川家斉の二十一女である溶姫が、加賀藩の13代藩主・前田斉泰に輿入れする際、迎え入れる側が建造したのがこの御守殿門でした。

当時、将軍家から嫁を迎えるにあたって建てられる御守殿門は朱色に塗られる定めがありました。そして、一度焼失した場合は再建が許されないという厳格な慣例が存在したのです。江戸市中に築かれた数々の大名屋敷の門が火災や明治維新の混乱で姿を消すなか、奇跡的に現存したこの門は、江戸時代の大名屋敷建築を今に伝える極めて貴重な遺構となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。