本作の興行的・批評的成功の陰には、大手制作会社SidusHQと配給を担ったCJ ENMの強力なバックアップが存在した。当時の韓国映画業界は、アクションやバイオレンス作品が市場を牽引していた時期であったが、良質なラブロマンスの可能性を信じて巨額の投資を敢行した。
SidusHQによる緻密なキャスティングと、CJ ENMのアジア全域を見据えたグローバルな配給戦略が見事に噛み合い、本作は韓国国内にとどまらず日本やアジア各国でヒットを記録。韓国映画のジャンルの幅を広げ、国際的な市場価値を一段高める歴史的エポックとなった。