愛好家の間で絶えず囁かれるのが、「ハガキの書き方で当選率が変わるのか」「Web応募と郵便応募のどちらが当たりやすいのか」という疑問です。ネット上には「太い赤ペンで縁取りをすると当たりやすい」「感想欄をびっしり埋めると編集者が優先して選考する」といった噂が飛び交っていますが、これらにはどこまで信憑性があるのでしょうか。
結論から言えば、現代の懸賞抽選プロセスにおいて「装飾の派手さ」が有利に働くことは原則としてありません。大手新聞社の読者プレゼント抽選は、応募ハガキのバーコード読み取りやデータ入力代行会社を介した完全なデジタル無作為抽選(ランダムシード選定)に移行しているためです。
しかし、確率を実質的に底上げする「構造的な裏技」は厳然として存在します。それは以下の3点です。
第一に、応募締め切りの直前ではなく「掲載直後の初動」で応募することです。不備ハガキの除外作業が行われる際、初期に届いた正解分は確実に有効票としてプールされます。
第二に、Web応募とハガキ応募の両方が認められている場合、規約を遵守した上で双方から応募可能なキャンペーンを見逃さないこと(※重複応募が無効となる規約がないか事前の確認が必須です)。
第三に、最も見落とされがちな「文字の判読性」です。どれほど正解を導き出していても、郵便番号や氏名、電話番号の数字が崩れていて機械スキャンで弾かれれば、抽選の土俵にすら上がれません。奇抜なデコレーションをする時間があるなら、枠内に濃くハッキリとした楷書で記入することが、最大の当選対策となります。
なお、気になる当選者発表は、紙面上で都道府県名とイニシャル(または氏名)が発表されるケースと、賞品の発送をもってかえるケースがあります。個人情報保護の観点から後者が増加傾向にありますが、記念品や図書カードなどの発送は締切から概ね3〜4週間前後で行われるのが通例です。