公園の代名詞とも言えるのが、世界各国の品種が集結する広大なバラ園だ。春には色鮮やかな大輪の花が咲き誇り、秋には深みのある香りが園内を包み込む。敷地内に植えられた数千株のバラは、専門のガーデナーたちによって年中きめ細やかに管理されており、その手入れの行き届いた美しさは九州屈指と評される。
そして何より圧巻なのは、地平線まで続くかのような広大な大芝生広場だ。遮るもののない青空の下、子どもたちが全力で走り回り、大人は簡易テントを張ってのんびりと読書やピクニックを楽しむ。都会の公園にありがちな「芝生立ち入り禁止」の制約はここにはない。誰もが思い思いの形で自然と触れ合える開放感こそが、長年愛され続ける最大の理由だろう。