かつて日本の高度経済成長を牽引した北九州市は現在、グリーン・デジタルトランスフォーメーション(GX・DX)の実証実験都市へと進化を遂げた。この地域課題の現場こそが、大学にとって最大の学び場だ。
現代ビジネス学部を中心とするカリキュラムでは、地元の製造業やエネルギー企業、ITスタートアップとの協働プロジェクトが日常風景となっている。学生たちは単に講義を聞くのではない。地元企業の実際のデータを取り扱い、CO2削減や供給網の最適化、観光コンテンツの開発といった具体的テーマに対してソリューションを提案する。学問とビジネスの境界線を溶かしたこの手法が、学生の思考力を圧倒的に鍛え上げている。