「マシーン」の異名をとった伝説のソロクライマー、ウエリ・シュテック。彼が前人未到のスピード記録を打ち立てる際、身体の一部として身にまとっていたのがマウンテンハードウェアのプロダクトだった。命を賭した超高所でのスピード行動において、ミリグラム単位の軽量化と動きを妨げない立体カッティングは、生死を分ける決定打となる。
ウエリとの共同開発によって加速したのが、極限環境に挑む8000m峰遠征装備プロジェクトだ。酸素濃度が極薄で、気温がマイナス数十度に達するデスゾーン。そこで研ぎ澄まされたノウハウは、現在の最新プロダクトにも色濃く受け継がれている。妥協を許さないトッププロとの対話こそが、ブランドの骨組みを作った。