犬の黄色い嘔吐はなぜ起きる?空腹と重病の見分け方と救急受診の基準について詳しく解説いたします。詳細な分析をご覧ください。
一過性の空腹による嘔吐なのか、それとも一刻を争う救急疾患なのか。獣医療の臨床現場で用いられるトリアージ基準をもとに、危険度を客観的なデータとともに整理しました。
項目・症状パターン詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価胆汁嘔吐症候群
(空腹性)・嘔吐回数:週1〜2回、主に早朝
・絶食時間:12〜15時間以上
・体温:平熱(38.0〜39.0℃)吐いた直後も散歩に行ける活気があり、食欲旺盛。下痢なし。【危険度:低】
家庭内の給餌スケジュール改善で8割以上が寛解。緊急性は低い。犬の急性胃腸炎症状・嘔吐回数:1日に3〜5回以上
・下痢併発率:約60%以上
・脱水進行速度:半日〜24時間黄色い液体に白い粘液が混じる。徐々にぐったりし食欲が減退。【危険度:中】
脱水症のリスクが高い。半日以内に動物病院での皮下点滴が必要。異物誤飲の可能性
(腸閉塞)・外科手術費用:約15万〜40万円
・腸壊死発現率:閉塞後24〜48時間で急増水を飲んでも直後に吐き戻す。吐こうとするのに出ない「空えずき」。【危険度:極めて高】
一刻を争う救急事態。夜間であっても即座に救急動物病院へ走るべき。犬の膵炎の初期症状・重症例致死率:20〜30%に達する
・好発:中高齢、高脂肪食摂取後前足を伸ばし腰を高く上げる「祈りのポーズ」、激しい腹痛と震え。【危険度:最高】
自己消化による激痛。集中治療室(ICU)での集中的な治療が必須。