ネット上の掲示板やSNSでは「ハマスタの内野Bはグラウンドが見切れる」「支柱が邪魔で投球が見えづらい」といった書き込みが散見されます。この噂の真相について現地スタンドで検証を行うと、特定の条件下でのみ発生する構造的要因が明らかになりました。
現場での観察と実測データから判明したのは、内野指定席Bの前段エリア(1段目〜6段目前後)かつ通路脇の座席において、安全確保のための防球ネット支柱や手すりが視線とマウンド・バッターボックスの直線上に重なるケースがある点です。特に座高の低い子どもや小柄な方が座った場合、フェンス上部の金属フレームが内野ゴロの軌道と重なり、死角に感じられる瞬間があります。
一方で、12段目以上の座席位置になると視線の角度が高くなり、防球フェンスの存在自体がほとんど気にならなくなります。現代のハマスタの防球ネットは細く強度の高い素材が採用されているため、視焦点を目線の先のグラウンドに合わせれば網目は自然と視界から抜けていきます。つまり、「見えにくい」という評判の正体は、前方低段席特有のフェンス位置と座席の兼ね合いによるものであり、中段以上の座席では極めてクリアな視界が広がっています。