バスの乗り方で最も多くの人がつまずくのが、「前払い」と「後払い」のシステムの違いです。この2つの違いは、走行エリアの運賃形態(均一運賃か多区間運賃か)に直結しています。
都内23区の都営バスや横浜市営バスなど、都市部の中心部を走る路線の多くは「均一運賃(前払い方式)」を採用しています。乗客は前扉から乗車し、乗車時に一律の運賃を支払って後扉から降車します。一方、郊外や地方路線、高速道路を経由する長距離路線では、乗った距離に応じて運賃が変動する「多区間運賃(後払い方式)」が主流です。こちらは中扉(後扉)から乗車し、整理券を取るかICカードをタッチして、目的地到着時に前扉の運賃箱で精算します。
バス停にバスが到着した際、どちらのドアが開くかを見るのが最も確実な見分け方です。前方のドアのみが開いた場合は「前払い」、車体中央や後方のドアが開いた場合は「後払い」と即座に判断できます。