日本サッカーの父クラマーの遺産|名言と躍進の軌跡

日本サッカーの父クラマーの遺産|名言と躍進の軌跡

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デットマール・クラマーの凄みは、発展途上国への指導普及にとどまらず、欧州トップクラブでも輝かしい実績を残した点にあります。1975年、西ドイツの名門バイエルン・ミュンヘンの監督に就任したクラマーは、フランツ・ベッケンバウアーやゲルト・ミュラー、ゼップ・マイヤーら世界最高峰のタレントを率い、UEFAチャンピオンズカップ(現在のUEFAチャンピオンズリーグ)で1974-75、1975-76シーズンの2連覇を達成しました。

クラマーの身長は160cm台前半と小柄であり、ドイツ国内では「小柄な教授(Der Laufende Meter / The Running Meter)」などの愛称で親しまれました。彼が屈強なスーパースターたちをまとめ上げられたのは、卓越した戦術眼に加え、選手一人ひとりの心理を掌握する優れた対話力があったからです。

その後もアイントラハト・フランクフルト、バイエル・レバークーゼン、さらにはアメリカ代表やサウジアラビア代表、韓国五輪代表など世界90カ国以上で指導。FIFAのチーフインストラクターとして世界のサッカー発展に生涯を捧げました。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。