ネット上の情報では「とりあえずクラウドの有料プランを契約して容量を増やせば直る」「アプリを再インストールすれば解決する」といった極端なアドバイスが散見されます。しかし、ここには大きな落とし穴が存在します。
第一の誤解は、クラウドストレージの空き容量と端末空き容量不足対処法の混同です。LINEがバックアップファイルを作成する際、まずスマートフォン本体のストレージ上でトークデータを1つの暗号化ファイルに圧縮・パッケージングします。そのため、端末自体の空き容量が最低でもバックアップサイズの約2倍から3倍(実質3GB〜5GB程度)確保されていなければ、クラウドがいくら無制限であっても処理は強制終了します。
第二の盲点は、通信速度の数値と安定性の違いです。スピードテストで数十Mbpsが出ていても、パケットロスが多発する公衆無線LANや混雑したモバイル回線では、途中で認証トークンが切断されてエラーになります。安定した自宅の固定回線Wi-Fi環境下での通信環境エラー改善策を実施することが不可欠です。