華やかな学歴に目を奪われがちですが、学生時代の水卜アナの生活実態は、極めて体育会系で泥臭いものでした。
中学・高校時代はバレーボール部に所属。決して体格に恵まれていたわけではありませんが、レシーブを拾い続ける粘り強さとコート全体を見渡す広い視野を持ち、チームを牽引しました。部活動を通じて培われた「上下関係の礼節」「チームワークを最優先する献身性」、そして「長時間のハードワークに耐えうる強靭な体力」は、早朝帯の生放送を長年支え続ける現在のフィジカルとメンタルの基礎となっています。
一方、大学進学後は新たな挑戦として意外なコミュニティに身を置きます。テニスサークルのほか、キャンパス内で異彩を放っていたプロレス研究会に関わっていたことは有名なエピソードです。リング上で戦うレスラーではなく、大会の運営スタッフや進行MC、リングアナウンサーなどの裏方業務を買って出ていました。マイク一本で観客の熱狂を生み出す現場の空気を肌で体感した経験は、人前で話すことの面白さと難しさを同時に知る貴重な契機となりました。
また、学生時代には大手ピザチェーンのインストア業務や個別指導塾の講師といったアルバイトにも精を出し、現場で多様な一般市民の感覚に触れ続けたことが、選民思想に陥らない「市井の感覚」を保つ決定打となりました。