粉瘤は全身のあらゆる皮膚に発生しますが、特に皮脂腺が多く摩擦や刺激を受けやすい部位に好発します。
- 顔面・頬・顎下:ニキビと見誤りやすく、ファンデーションの詰まりや髭剃りの刺激で悪化することがあります。顔は目立つため、小さなしこりの段階で傷跡を最小限に抑える治療を選ぶことが肝要です。
- 耳たぶ・耳の裏:ピアスホールを開けた際の刺激や外傷をきっかけに多発しやすい部位です。初期はコリコリした小さなBB弾のような感触ですが、硬化して耳の形を変形させるほど肥大化することもあります。
- 背中・首の後ろ:皮膚が厚いため初期の発見が遅れがちです。気づいたときには数センチ大に育っていることが多く、仰向けに寝た際の圧迫感や違和感で初めて気づくケースが後を絶ちません。
- お尻・鼠径部・デリケートゾーン:座る動作や下着の摩擦が日常的に加わるため、初期段階を過ぎると一気に化膿・破裂しやすいハイリスクな部位です。