メガネの顔ともいえるフロント周りは、レンズを支えるとともに装着者の第一印象を大きく左右するエリアです。メガネ部品の名称と役割を理解する上で、まずは基本となる3大パーツを押さえておきましょう。
レンズを直接囲む枠を「リム(Rim)」と呼びます。リムはレンズを固定するだけでなく、フレームの強度やデザイン性を決定づける中核部分です。そして、左右のリムをつなぐ中央の渡り金具が「ブリッジ(Bridge)」です。鼻の付け根に位置するブリッジメガネ部品の幅やアーチの高さは、瞳孔間距離(左右の黒目同士の距離)とレンズの位置関係を正しく合わせる上で極めて重要視されます。
リムの外側からテンプル(つる)へとつながる張り出し部分は、「智(ち)」または「ヨロイ(鎧)」と呼ばれます。智・ヨロイメガネの造形は、フレーム全体の横幅を調整し、顔への圧迫感を逃がすクッションとしての機能を兼ね備えています。クラシックフレームでは彫金が施されるなど、意匠性の高さでも注目される部位です。