Q1:着床出血が鮮血だった場合、流産や異常の可能性はありますか?
A1:鮮血だからといって必ずしも異常とは言い切れません。子宮内膜の血管から出たばかりの血液が、酸化せずに短時間で体外へ排出された場合は鮮血に見えることがあります。ただし、鮮血が通常の生理と同じような量で出続ける、あるいは耐えがたい激痛を伴う場合は、化学流産や異所性妊娠、切迫流産などの懸念があるため、直ちに婦人科を受診してください。
Q2:着床出血の後に生理のような出血が本格的に始まった場合はどう解釈すべきですか?
A2:予定日前の出血がごく微量で終わらず、数日後に経血量が増えて通常の生理のような出血へ移行した場合、それは着床出血ではなく「生理の開始」だったと考えるのが自然です。また、受精卵が一度は着床しかけたものの育ちきらずに内膜ごと剥がれ落ちる「化学流産」の場合も、予定日周辺に生理とほぼ同等の出血が訪れます。
Q3:着床出血と排卵期出血(中間期出血)の見分け方はありますか?
A3:最大の鑑別ポイントは「発生するタイミング」です。排卵期出血は生理と生理のちょうど中間(次回生理の約14日前)に起こり、基礎体温では低温期から高温期へと切り替わるタイミングで生じます。対して着床出血は、高温期が1週間以上維持された後の「生理予定日の直前」に現れます。基礎体温の記録をつけていれば、両者を取り違えるリスクを大幅に減らせます。