文系学部の序列において、長年トップに君臨するのが法学部と文学部、そして独自の配点システムで数学強者を惹きつける経済学部です。京大文系偏差値ランキングでは、法学部が偏差値67.5で首位を守り、文学部(67.5)、総合人間学部文系(65.0〜67.5)、経済学部文系(65.0〜67.5)、教育学部(65.0〜67.5)が僅差で追う構図が定着しています。
ここで受験生が最も恐れるのが、第1段階選抜、いわゆる京大法学部足切りラインの動向です。法学部は定員に対する予告倍率を「約3.0倍」に設定しており、共通テストの平均難易度によって足切りラインが急激に跳ね上がることがあります。過去のデータでは共通テスト得点率75%〜78%前後で足切りが発動した年度もあり、二次の論述にどれほど自信があっても、基礎科目でマークミスや大崩れを犯せば土俵にすら上がれません。
一方、戦略的出願の肝となるのが京大経済学部二次試験配点です。経済学部は二次試験の配点比率が極めて高く、文系入試でありながら数学の配点が全体の大きな割合を占めます。配点比率の妙により、「英語と国語で逃げ切りを図る標準的な文系受験生」が「数学で満点近い完答を叩き出す数学特化型受験生」に二次試験で逆転されるケースが後を絶ちません。配点の傾斜を計算し尽くした戦略が求められます。