胃もたれや胸やけを慢性化させないためには、消化に時間を要する食品の特徴を知っておく必要があります。特に油分と硬い繊維質が組み合わさった料理は、胃の滞留時間が大幅に伸びます。
避けるべき代表格は、牛ロースや豚バラ肉を使ったステーキ、天ぷら、とんかつ、背脂ラーメンなどの高脂質メニューです。これらは胃の中で油の膜を形成し、胃酸の浸透を阻害するため、排出までに5〜6時間以上かかるケースも珍しくありません。
また、ごぼう、レンコン、キノコ類、海藻類、ナッツ類に多く含まれる「不溶性食物繊維」は腸内環境の改善に役立つ一方、胃ではほとんど分解されず長くとどまります。胃腸が疲れている時は、細かく刻むか、ミキサーでポタージュ状にするなどの工夫が求められます。