宮根誠司氏を取り巻く批判は、単発の失言にとどまらず、長年の番組運営スタイルや個人のモラルに関わる行動が蓄積された結果として噴出しています。世論の反発が特に強まった主な炎上事例を時系列と文脈から整理します。
記憶に新しい最大の衝撃となったのが、2024年3月に発生した韓国・ソウルでの路上喫煙騒動です。MLB開幕戦の取材で現地を訪れていた宮根氏が、喫煙禁止エリアであるバス停付近で電子タバコを吸う姿が一般人によってスマートフォンで撮影され、SNS上に拡散されました。他国の公衆ルールを軽視した行動に対し、ネット上では「コンプライアンスを説く情報番組の司会者が他国で法律違反まがいの行為をするとは何事か」と猛批判が殺到。翌日の『ミヤネ屋』生放送冒頭で「取材中、喫煙してはいけない場所で電子タバコを吸ってしまいました。大変申し訳ございませんでした」と頭を下げて生謝罪する事態に追い込まれました。
また、番組進行における共演者やスタッフへの高圧的な態度も定期的に炎上を引き起こしています。悪天候時の屋外中継で女性スタッフに傘を持たせ自分だけがレポートを続ける姿への「傘批判」や、アシスタントアナウンサーに対する詰問口調、専門家コメンテーターが解説している最中に強引に話を遮って持論を展開する進行スタイルに対し、「パワハラ気質に見える」「人の意見を聞かない」といった悪評が定着する要因となりました。
さらに、2012年に発覚した女性問題(隠し子報道)など過去の不祥事も、新たなトラブルが起きるたびに蒸し返され、「他人の不倫やスキャンダルには厳しい追及を行うのに、自身の過去には甘い」という二重基準(ダブルスタンダード)への不信感が批判の火に油を注ぎ続けています。