これほど好評を博している同ホテルですが、手放しで褒めちぎるわけにはいきません。予約ボタンを押す前に必ず知っておくべき「立地上の盲点」と「時間帯によるボトルネック」を、包み隠さず検証します。
最大の誤解が生じやすいのが、名古屋駅からのアクセス方法に関する距離感です。ホテル名に「名古屋」と冠されているため、JR名古屋駅の桜通口からすぐ近くにあると錯覚する初めての利用者が少なくありません。しかし、実際には広小路通を東(栄・伏見方面)へ直進し、堀川の納屋橋を渡る手前まで約1.1キロメートル、大人の足でも徒歩12分から15分を要します。晴天時の手ぶら移動なら心地よい散歩コースですが、真夏の猛暑日やゲリラ豪雨、あるいは大型スーツケースを引いている状態での徒歩移動は、想像以上に体力を奪われます。
この距離問題をスマートに回避するプロの鉄則が、伏見駅からの徒歩ルートの活用、もしくは地下街の徹底利用です。地下鉄東山線・鶴舞線の「伏見駅」7番出口(階段・エレベーターあり)から地上に出れば、広小路通を西へまっすぐ徒歩約7分でホテル正面に到着します。名古屋駅から向かう場合でも、地上を最初から歩くのではなく、「ミヤコ地下街」の4番出口(柳橋・錦通方面)まで地下を移動してから地上に出ることで、信号待ちや悪天候のストレスを半分以下に軽減できます。また、名古屋駅バスターミナルから都心ループバス(C-758系統)や市バスに乗り、「納屋橋」バス停で下車すれば徒歩1分という裏技も有効です。
さらに車移動の人が陥りやすいのが、提携駐車場と周辺コインパーキングを巡る注意点です。ホテル周辺は名古屋屈指の商業・オフィス密集地である名駅南・栄1丁目エリアにあたるため、ホテル敷地内に巨大な平面駐車場があるわけではありません。近隣の提携駐車場(1泊あたり約1,200円〜1,500円前後、入出庫の時間制限や車高・車幅制限あり)が満車の場合、周辺の一般コインパーキングを探す必要があります。特に納屋橋周辺のコインパーキングは、「夜間最大500円」と大きく書かれていても「昼間は20分300円(最大料金なし)」という罠のような料金体系の駐車場が混在しています。24時間最大料金(1,400円〜1,800円相場)の設定があるかどうか、入庫前に看板の細則を必ず目視で確認してください。