「強い下腹部痛がないから大病ではないはず」と自己判断してしまうのは危険です。子宮筋腫の発生部位やホルモンバランスの急激な乱れ(無排卵周期症など)によっては、激しい腹痛を伴わずに大量の出血と血の塊だけが生じるケースも珍しくありません。
痛みがなくても、多量の出血が続けば確実に身体の鉄分は奪われます。慢性的な鉄欠乏性貧血に陥ると、以下のような症状が日常的に現れ始めます。
・少しの階段や坂道で息切れ・動悸がする
・朝起きるのが異常にだるく、慢性的な疲労感が抜けない
・立ちくらみ、めまい、顔色の蒼白化
・爪がスプーン状に反り返る、氷を異常に食べたくなる(異食症)
これらの自覚症状がある場合、貧血の進行とともに体内の酸素供給が滞っている証拠であり、速やかな医学的介入が求められます。