玄関鏡の配置において、唯一にして最大のタブーとされているのが「玄関ドアの真正面に鏡を置くこと」です。風水において玄関は「気口(きこう)」と呼ばれ、外から新鮮で強い生気が入ってくる場所。その正面に鏡が存在すると、せっかく舞い込んできた良い運気をすべて跳ね返して外へ追い出してしまいます。
この「正面NG」には、風水的な思想だけでなく、住居心理学や防犯の観点からも明確な根拠があります。夜間に帰宅してドアを開けた瞬間、暗がりの中で鏡に映った自分の人影に驚き、無意識の恐怖や動悸を覚えるケースが少なくありません。これは脳に強い警戒反応とストレスを与え、自宅であるはずの空間でリラックスできなくなる原因になります。
また、左右両方の壁に鏡を配置して向かい合わせにする「合わせ鏡」も厳禁です。気が鏡の間を無限に往復して乱反射し、空間のエネルギーが著しく停滞・歪曲すると言われています。左右どちらか一方、自分が最も高めたい運気を選んで設置するのが鉄則です。