リゾート的な側面ばかりが注目されがちだが、亀田メディカルセンターの中核を担う亀田総合病院は、地域医療における最も重い責任を背負っている。千葉県南部における地域がん診療連携拠点病院として、高難度のがん切除手術から先進的な放射線治療、ゲノム医療に至るまでを一貫してカバーする。
さらに、総合周産期母子医療センターとしての機能も極めて強固だ。母体胎児集中治療室(MFICU)や新生児集中治療室(NICU)を備え、24時間体制でリスクの高い出産や極低出生体重児の命を繋ぐ。離島や山間部を抱える過酷な地理条件の中で、ドクターヘリと連携しながら最後の砦として君臨する姿に、地域医療の理想形を見ることができる。