Q1:岡本太郎が「芸術は破壊だ」と言った記録は一切ないのですか?
A1:公式な著作、対談集、テレビ出演のアーカイブにおいて、岡本太郎が「芸術は破壊だ」と明確に発言した記録は確認されていません。彼の代名詞は1981年マクセルCMなどで放たれた「芸術は爆発だ」です。ただし、著書『今日の芸術』の中で「過去の型をぶち壊せ」「美しいものを作るな、ここちよいものを作るな」といった挑発的な表現を多用していたため、その過激な文脈が「破壊」という言葉と同一視されて広まったと考えられます。
Q2:ピカソの「創造は破壊から始まる」という言葉はどこで読めますか?
A2:ピカソのこの言葉は、詩人のクリスチャン・ゼルヴォスが編纂した雑誌『カイエ・ダール(Cahiers d'Art)』の1935年の特集記事や、友人たちが書き残した談話録に記録されています。英語圏では「Every act of creation is first an act of destruction」として広く知られており、バンクシーが自身のSNSで引用した際にもこの文言が使われました。
Q3:バンクシーのシュレッダー事件で、額縁の仕掛けは事前にオークション会社にバレていなかったのですか?
A3:サザビーズ側は公式声明で「事前に仕掛けは一切知らされていなかった」と完全なサプライズであったことを強調しています。絵画の額縁が通常よりも異様に分厚く重かった点について疑問視する声もありましたが、バンクシーのチームは「作品の重要な一部である特製フレーム」として鑑定を通していたと報じられています。結果として作品の価値が18倍以上に跳ね上がったため、オークション会社と作家側の利害が一致した共犯関係ではないかという憶測も飛び交いましたが、真相は厚い秘密のベールに包まれています。