沖ノ鳥島護岸工事の真相|莫大な費用を投じ国境を守り抜く理由とは

沖ノ鳥島護岸工事の真相|莫大な費用を投じ国境を守り抜く理由とは

今注目を集めている 沖ノ鳥島護岸工事の真相|莫大な費用を投じ国境を守り抜く理由とはについて、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

Q1:沖ノ鳥島護岸工事の総費用はいくらで、なぜそこまで高額なのですか?
A1:1980年代後半の初期工事で約285億円が投じられ、その後の補修、観測拠点施設の建設、岸壁整備などを含めると累計で1,000億円以上の国費が投じられています。高額になる理由は、本州から1,700キロメートル離れた絶海への資材・大型作業船の輸送費、高波や台風による工事の中断リスク、そしてチタンなど耐食性に優れた超高性能材料を使用しているためです。

Q2:チタン製ネット工法はなぜ選ばれたのですか?
A2:沖ノ鳥島周辺は極めて塩分濃度が高く、通常の鉄筋やスチール金網では数年で腐食して崩壊するためです。チタンは海水に対する耐食性が極めて高く、数十年にわたり劣化しない特性を持ちます。荒波で削られやすい小島の岩盤をブロックで保護し、それをチタンのネットで丸ごと覆うことで、半永久的な保護を可能にしました。

Q3:中国が「岩」だと主張しているのに、日本がEEZを主張できる根拠は何ですか?
A3:国連海洋法条約(第121条)において、自然に形成され、満潮時でも水面上にある陸地は「島」と定義されています。沖ノ鳥島の北小島・東小島は満潮時でも水没せず露出しており、歴史的にも島として認知されてきました。保全工事は自然の陸地が侵食されるのを防ぐ正当な措置であり、日本政府は国際法に完全に合致しているとの立場でEEZを設定しています。

Q4:沖ノ鳥島の現在、人は常駐しているのですか?一般人は行けますか?
A4:沖ノ鳥島は満潮時にごくわずかな岩と人工の観測拠点施設があるのみで、淡水や食料の自給もできないため、人は常駐していません。気象や海象のデータは自動送信され、国土交通省などが定期的に船で巡回・点検を行っています。また、定期航路はなく、周辺は危険な環礁であるため、一般人が観光目的等で上陸することはできません。

佐藤 大輔
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佐藤 大輔

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