ケアマネジャー試験の歴史を俯瞰すると、平成30年度(第21回)の受験資格厳格化(実務経験要件の見直し)を契機に、試験の性質は大きく変貌しました。かつて30%近くあった合格率は一時10%台前半まで急落し、近年は19%〜23%前後で推移しています。
過去問合格点の比較データを見ると、介護支援分野は概ね13点〜18点、保健医療福祉分野は22点〜26点の範囲で推移しており、第26回の「17点・24点」という結果は、歴代の平均と比較しても難易度が高めの水準であったことが裏付けられます。
試験実施団体は、質の高いケアマネジャーを確保するため、単なる知識の有無から「多職種連携をリードできる論理的思考力」を測る試験へと舵を切っており、この方針は第26回以降も一貫しています。