車中泊スポットとしての評価が高い一方で、現場の地形や気候特性を知らずに訪れてトラブルになるケースが散見されます。公式発表資料および現地調査から判明した決定的な注意点は次の3点です。
第1に、駐車スペースの傾斜問題です。敷地が山の斜面に沿って造成されているため、普通車駐車場の区画によっては頭下がりや横傾斜がつきやすい構造になっています。快適な睡眠を取るためには、比較的平坦な中央付近のスペースを確保するか、頭の位置を高くする寝具の調整が欠かせません。
第2に、標高約1,200mがもたらす極端な気温低下です。夏場は平野部より6〜8度低く極めて快適な避暑地となりますが、秋から春にかけて(10月〜翌年5月上旬)の夜間は平野部の冬並みに冷え込みます。特に12月〜3月は氷点下10度前後まで下がり、路面凍結や積雪が日常茶飯事となるため、スタッドレスタイヤや冬用シュラフ、窓の断熱対策なしでの宿泊は命の危険を伴います。
第3に、混雑状況と誘導ルートです。土日祝日や紅葉シーズン、年末年始は午前11時を過ぎると上り車線から道の駅へ入る右折待ち・左折待ちの車列が発生します。スムーズに駐車したい場合は、朝9時のオープン直後を狙うか、夕方16時以降のチェックイン帰還組が去ったタイミングを狙うのが鉄則です。