サードパーティ製アプリを新しくインストールせずとも、標準搭載の機能を少し工夫するだけで周囲への迷惑を大幅に軽減できます。現場で実用性が高い順に4つのアプローチを解説します。
1つ目は、最も手軽かつ画質劣化が少ないLive Photos無音化設定です。カメラアプリ上部の同心円状アイコンをタップしてLive Photosを有効にし、iPhone側面の着信/消音スイッチ(またはアクションボタン)でサイレントモードを有効にします。通常のシャッター音である「カシャ」という破裂音ではなく、録音開始・終了を知らせるごく控えめな電子音へと変化するため、少しざわつきのある店内や屋外であれば周囲に気づかれる心配はほとんどありません。
2つ目は、静止画の撮影音を完全にゼロにするビデオ撮影中静止画撮影です。動画モードで録画を開始した後、画面右下(または左下)に表示される白いシャッターボタンをタップします。動画の録音を妨げない仕様上、この静止画キャプチャ操作には一切のシャッター音が伴いません。4K設定で録画していれば約830万画素のクリアな画像が残せるため、日常のスナップや飲食店の料理撮影では必要十分なクオリティが得られます。
3つ目は、標準の「ショートカット」を用いたショートカットアプリ無音カメラ自動化です。特定のアクションを割り当ててフレームを切り出すレシピを作成するか、背面タップ(アクセシビリティ機能)と連携させて静音シャッター対応のワークフローをワンタッチで呼び出す設定を組むことで、通常操作と変わらない素早さで消音撮影を行えます。
なお、画面保存のスクリーンショット消音手順については、いまだに「音が消せない」と誤解しているユーザーが散見されます。iOS 10.2以降の仕様変更により、本体がサイレントモード(消音モード)に設定されていれば、スクリーンショットの撮影音は完全に無音化されます。音が鳴ってしまう場合は、本体側面の物理スイッチがオレンジ色になっているか、コントロールセンターの消音モードがオンになっているかを確認してください。