縄文時代の食べ物は質素の嘘!栗栽培や海鮮クッキー驚きの食生活真相

縄文時代の食べ物は質素の嘘!栗栽培や海鮮クッキー驚きの食生活真相

縄文時代の食べ物は質素の嘘!栗栽培や海鮮クッキー驚きの食生活真相にまつわる最新トピックを詳しく紐解きます。

縄文人の舌を唸らせた「ごちそう」とはどのようなものだったのでしょうか。全国に点在する貝塚や集落跡の残渣分析から、現代人の感覚から見ても垂涎の豪華メニューが浮かび上がってきます。

縄文時代 ごちそう ランキング

  • 第1位:大型海獣・高級魚の鍋仕立て(イルカ、マグロ、タイの煮込み)
    沿岸部の集落では外洋に漕ぎ出し、骨角器の回転式銛(もり)を用いてイルカやクジラ、体長1メートルを超えるマグロを捕獲していました。脂の乗った肉身と内臓を土器でグツグツと煮込んだ鍋は、村人総出の宴を彩る最高峰の馳走でした。
  • 第2位:猪鹿肉と山芋の特製ハンバーグ&焼き菓子
    仕留めたイノシシやシカの赤身肉を石器で丹念にミンチにし、野生のヤマイモ(自然薯)や野鳥の卵をつなぎに使い、クリの粉と練り合わせて成形・加熱した贅沢料理。濃厚な脂の旨味とナッツの香ばしさが融合した逸品です。
  • 第3位:秋サケの燻製と干しアワビの炊き合わせ
    河川を遡上する大量のサケは内臓を抜いて煙で燻し、長期保存食に加工。さらに貝塚から大量に出土する大型アワビやサザエなどの干物を戻し、動物の骨髄スープで柔らかく煮含めた保存食のフルコースです。

全国の貝塚 出土品 一覧を精査すると、縄文人がいかに多様な生物資源を食い尽くしていたかがよく分かります。東京都の中里貝塚や千葉県の加曽利貝塚などからは、以下のような膨大な食材の殻や骨が出土しています。

  • 貝類:ハマグリ、アサリ、シジミ、カキ、アワビ、サザエ、バイガイ
  • 魚類:マダイ、スズキ、クロダイ、マグロ、カツオ、サケ、ウナギ、エイ
  • 哺乳類:ニホンジカ、イノシシ、タヌキ、ノウサギ、イルカ、アシカ
  • 鳥類:キジ、カモ、ガン、ウ

これらの食材を劇的においしく変えたのが、世界最古級の調理器具である土器でした。従来の縄文土器 調理方法といえば、単に火にかけてお湯を沸かす程度と考えられていましたが、土器内面に残る「焦げ跡」や「炭化残留物」のリピッド(脂質)プロファイル分析により、魚油と植物油が混ざり合った複雑なスープ料理、肉と木の実を一緒に煮込んだシチューのような濃厚な煮炊き料理が日常的に作られていたことが科学的に実証されています。

伊藤 翔太
著者

伊藤 翔太

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。