太い便なら大腸がんではない?医師が警告する盲点と初期症状の真相

太い便なら大腸がんではない?医師が警告する盲点と初期症状の真相

太い便なら大腸がんではない?医師が警告する盲点と初期症状の真相の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉で紐解きます。

Q1:毎日太くて立派な便が出ていますが、便潜血検査で陽性になりました。精密検査は本当に必要ですか?
A1:絶対に必要な状態です。太い便が出る部位(上行結腸など)に腫瘍が存在する場合でも、腫瘍表面の微細な血管が擦れて目に見えない血液が便に付着します。太い便と便潜血陽性が共存している状態こそ、右側大腸がんの典型的なサインである可能性があるため、決して「痔のせい」と自己判断して放置しないでください。

Q2:大腸がんになると、便の太さはどのくらい細くなるのでしょうか?
A2:S状結腸や直腸に進行したがんが存在する場合、典型例では「鉛筆の芯から小指程度の細さ(直径1cm未満)」まで細くなります。また、筒状ではなくリボン状に押し潰されたような平べったい便が出ることもあります。ただし、数日だけ細くてすぐに元の太さに戻る場合は、一時的な腸の痙攣や食事量の減少が原因であることが大半です。問題なのは「細い状態が2週間以上継続すること」です。

Q3:大腸内視鏡検査でポリープが見つかった場合、その場で切除できますか?入院は必要ですか?
A3:現在の大腸内視鏡検査では、1〜2cm程度までの良性ポリープ(腺腫)であれば、検査当日にその場で切除(コールドスネアポリペクトミーなど)を行う日帰り治療が主流です。入院を必要としないクリニックがほとんどですが、ポリープのサイズが大きい場合や抗凝固薬(血液をサラサラにする薬)を服用している場合は、数日の短期入院施設を備えた病院での切除が推奨されます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。