ゴルフ練習場や工房でのフィッティング現場を取材すると、長年スコアが伸び悩んでいたゴルファーたちの生々しい告白が聞こえてきます。都内の有名ゴルフ工房でチーフフィッターを務める専門家は、次のように語っています。
「お客様の約7割が、ご自身のヘッドスピードに対して硬すぎる、または重すぎるシャフトをお持ち込みになります。とくに40代から50代の男性は、20代の頃の体力や友人との見栄から『60g台のS』を握り続けているケースが目立ちます。実際に試打室で計測し、2026年最新ドライバーシャフトの高弾性軽量モデル(40g台後半〜50g台のSR)を打っていただくと、ほとんどの方がヘッドスピードを維持したままミート率が1.38から1.46へと跳ね上がり、キャリーで15ヤード以上伸びることに驚かれます」(フィッティング担当者の証言)
SNSやコミュニティサイトに投稿された一般ゴルファーのリアルな体験談を見ても、フレックスを一段階落としたことによる劇的な改善例が数多く寄せられています。
「カスタムシャフトの60Sを無理して振っていた時は毎ホール右OBの恐怖と戦っていたが、フィッターに勧められて軽量50SRに変更。驚くほど切り返しでタイミングが合い、スライスが綺麗なハイドローに変わった。見栄を捨てて本当に良かった」(40代・ゴルフ歴8年男性)
「60代に入って飛距離の落ち込みを実感し、思い切ってシニア向け軽量シャフト(40g台のR)へ移行した。ヘッドが走る感覚が蘇り、若い同伴者をオーバードライブできた時の爽快感は格別」(60代・競技ゴルファー男性)
こうした声からも分かるように、人気カスタムシャフトの評判を鵜呑みにしてトッププロと同じスペックを追い求めることは、アマチュアにとって百害あって一利なしと言っても過言ではありません。