サンテゾーン眼軟膏0.05%を取り扱う上で、患者が最も見落としやすい盲点が「ステロイド特有の眼科的副作用」です。局所に塗布する軟膏であっても、眼球組織への移行性は無視できません。 第一の重大なリスクは眼圧上昇(ステロイド緑内障)です。デキサメタゾンが眼球内の房水流出路である線維柱帯の細胞に作用し、房水の排出を滞らせることで眼圧が上昇します。初期の眼圧上昇には自覚症状がほぼ存在せず、気付かないまま連用を続けると視神経が不可逆的な損傷を受け、視野欠損を引き起こすリスクがあります。 第二のリスクは角膜感染症の誘発および悪化です。ステロイドの局所免疫抑制作用は、炎症を鎮めると同時に、目本来の生体防御機能を低下させます。単純ヘルペスウイルスによる角膜ヘルペスや真菌(カビ)による感染症がある状態で本剤を塗布すると、病原体が爆発的に増殖し、角膜潰瘍や角膜穿孔といった重篤な後遺症に繋がることがあります。 第三に、数ヶ月に及ぶ漫然とした長期連用は白内障(後嚢下白内障)の発症リスクを高めます。視界がかすむ、光が異常にまぶしく感じるといった症状が現れた場合は、直ちに医師の診断を受ける必要があります。
サンテゾーン眼軟膏0.05%の効果と市販の真相|正しい塗り方と副作用
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