愛着障害の不安型とは?見捨てられ不安の正体と恋人依存を脱する道

愛着障害の不安型とは?見捨てられ不安の正体と恋人依存を脱する道

愛着障害の不安型とは?見捨てられ不安の正体と恋人依存を脱する道について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。

恋愛市場において、最も悲劇的でありながら強烈に引き合ってしまうのが、愛着スタイル 不安型と回避型の相性です。この組み合わせは心理学の臨床現場で「追跡者・逃走者ダイナミクス(Pursuer-Distancer Cycle)」と呼ばれ、双方が最も傷つき、エネルギーを消耗する組み合わせとして知られています。

不安型の人は、どこかミステリアスで感情を露わにせず、自立して見える回避型に強い憧れと魅力を感じます。一方、回避型の人は、自分を強く求め、情熱的に感情をぶつけてくる不安型に一時的な自己肯定感を得ます。しかし、交際が進み関係が親密化するにつれて、致命的なズレが牙を剥きます。

典型的な愛着障害 不安型の恋愛傾向として、「相手と一心同体になりたい」という一体化願望があります。これに対し、回避型は親密さが増すほど「自分の自由やテリトリーが侵食される」と感じ、息苦しさから距離を置こうとします。回避型が返信を遅らせたり一人になりたがったりすると、不安型の見捨てられアラームが最大音量で鳴り響き、鬼電や長文メッセージで相手を追い詰めます。追い詰められた回避型は防衛のために完全にシャットアウト(音信不通や冷淡な拒絶)を決め込み、それを見た不安型がさらに暴走するという、破滅的な追いかけっこが固定化してしまうのです。

この関係性が恐ろしいのは、ジェットコースターのような激しい感情のアップダウンが、脳内で強烈なドーパミン放出を引き起こし、「これほど感情を揺さぶられるのだから、運命の相手に違いない」という致命的な錯覚を生む点です。安心感を与えてくれる安定型の異性に対しては「物足りない」「退屈だ」と感じてしまい、自らを不安に陥れる回避型ばかりを無意識に選び続けてしまうトラップに嵌まるのです。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。