G-1フライトジャケットの真価とA-2比較|失敗しないサイズ感と選び方

G-1フライトジャケットの真価とA-2比較|失敗しないサイズ感と選び方

G-1フライトジャケットの真価とA-2比較|失敗しないサイズ感と選び方にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

ヴィンテージ古着市場において、G-1の探求はまさに「終わりのない考古学」です。古着店やネットオークションで実物を手に入れる際、知っておくべき進化の歴史と年代判別のチェックポイントを整理しました。

海軍フライトジャケットの系譜は、1930年代後半に開発された「M-422」からスタートしました。その後、1940年代初頭の「M-422A」、陸海軍共通規格を目指した「AN-6552」「AN-J-3A」を経て、1947年に初めて「G-1」という名称がスペック名「55J14」として正式採用されます。この1940〜50年代初期のモデルは、襟裏に黄色いペイントで大きく「USN」とステンシルされているのが最大の特徴です。

その後、1950年代初頭に仕様番号が「MIL-J-7823」へと統合され、以下のアルファベットサフィックスによって年代を正確に特定することができます。

  • MIL-J-7823(無印 / 1950年代前半):前立てのウインドフラップに縦型で「USN」の打ち抜きパンチング穴が施される。ジッパーはCONMARやTALONの真鍮製。
  • MIL-J-7823A〜B(1960年代初頭〜中期):襟裏のムートンがダークブラウンから徐々に赤みを帯びた色味へと変化。ライニングに光沢のあるレーヨンタフタが採用される名作期。
  • MIL-J-7823C〜D(1960年代後半〜1970年代):ベトナム戦争の激化に伴い、ファスナーがSCOVILL社やGENERAL社製へと移行。ムートンが天然羊毛からアクリルボアへと切り替わる過渡期。
  • MIL-J-7823E(1970年代〜現在):襟裏のステンシルやパンチングが廃止され、より工業化された大量生産仕様へ。
小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。