枕草子「二月つごもりごろに」徹底解説!公任の難題と定子サロンの真相

枕草子「二月つごもりごろに」徹底解説!公任の難題と定子サロンの真相

枕草子「二月つごもりごろに」徹底解説!公任の難題と定子サロンの真相に関する主要なデータを詳しく解説いたします。

Q1:「つごもり」の語源と、現代の暦との違いは何ですか?
A1:「つごもり」は「月隠(つきごもり)」が音変化した言葉で、月の光が隠れる「月の終わり・月末(晦日)」を指します。作中の「二月つごもり」は旧暦の2月末であり、現在の太陽暦(グレゴリオ暦)では3月下旬から4月上旬頃の初春に相当します。だからこそ、雪が降っていることに対して「春の花(梅)に見間違える」という季節感が成立します。

Q2:なぜ清少納言は自分で返歌をせず、中宮定子に頼ろうとしたのですか?
A2:藤原公任は当時、宮廷で飛ぶ鳥を落とす勢いの文化人であり、彼からの歌に返答することはサロン全体の評価に直結したためです。定子様という最高権威の判断を仰ぎたかったのですが、定子が仏名会(ぶつみょうえ)の御祈祷中であったため、清少納言は退路を断たれ、自らの知恵だけで立ち向かわざるを得なくなりました。

Q3:定期テストで最も減点されやすい文法・記述ポイントはどこですか?
A3:最も多い減点は「空寒み」の訳出です。「空が寒い」とだけ訳すと、接尾語「み」の原因・理由(〜なので)の意味が抜けてしまい減点対象となります。「空が寒々としているので」と因果関係を明確に訳すことが鉄則です。また、「啓す」の敬意の対象を「天皇」と誤答するミスも多いため、「中宮定子への謙譲」と正確に押さえましょう。

山崎 陸
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山崎 陸

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