ツバメ対策で最も警戒しなければならないのは、設置コストの多寡ではなく法的なリスクです。環境省が管轄する鳥獣保護管理法 ツバメの巣 撤去できない理由を正確に把握していないと、知らぬ間に重大な違法行為に手を染めることになります。
鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)第8条において、野生の鳥類やその卵を無許可で捕獲・採取・殺傷・損傷することは厳格に禁じられています。ここで極めて重要な線引きは、「巣の中に卵またはヒナが存在するかどうか」です。
- 卵やヒナがいない作りかけの巣:法律上の規制対象外であり、居住者が自由に撤去・清掃可能。
- すでに産卵された巣、ヒナがいる巣:法律の全面的な保護対象。無許可で破壊・落下させた場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金という重い刑事罰の対象となる。
ツバメは巣を作り始めてからわずか数日から1週間程度で産卵を開始します。「週末にまとめて片付けよう」と放置している間に卵を産み落とされてしまえば、ヒナが無事に巣立つまでの約3週間から1カ月間、手出しが一切できなくなります。だからこそ、ツバメ 巣作り 時期 予防対策として、飛来が本格化する3月下旬から4月中旬の「泥を1口でも壁につけた瞬間」に即座に水で洗い流し、対策を講じることが決定的な分水嶺となります。