セルは回るのにエンジンがかからない?原因別の緊急対処法と修理代相場

セルは回るのにエンジンがかからない?原因別の緊急対処法と修理代相場

セルは回るのにエンジンがかからない?原因別の緊急対処法と修理代相場について重要なポイントを解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

応急処置を試しても復旧しない場合、主要部品の機械的摩耗や経年劣化による故障が確定します。工場での修理に際して発生するエンジン始動不能修理代の相場を、原因パーツ別に整理しました。

故障部位・交換部品修理・交換費用の目安一般的な寿命・交換サイクル編集部の見解・実務的アドバイス燃料ポンプ(フューエルポンプ)35,000円 〜 85,000円10万〜15万km / 10年前後タンク脱着工賃が含まれるため工賃が嵩みやすい。リビルト品の活用で圧縮可能。イグニッションコイル20,000円 〜 55,000円(全数)8万〜10万km1本だけの破損でも、他の気筒も寿命を迎えているため全気筒同時のリフレッシュが鉄則。スパークプラグ(全数)6,000円 〜 18,000円一般型:2万km / イリジウム:10万km最も安価な点火系部品。カブリを頻発させる劣化したプラグは早急に新品交換すべき。クランク角・カム角センサー15,000円 〜 35,000円10万km前後 / 熱劣化ECUがピストン位置を見失うセンサー。温間時だけかからない熱害トラブルの主因。補機バッテリー(電圧降下)15,000円 〜 40,000円2〜3年(アイドリングストップ車)セルが回っていてもテスター測定で要交換と判定されるケースが近年急増している。

突然死のように思えるトラブルでも、部品は前触れを発しています。特に燃料ポンプ故障の前兆としては、「イグニッションONにした瞬間に後部座席下から聞こえる『ウィーン』という作動音が消えている」「走行中にアクセルを踏み込んでも息継ぎをするような失速感があった」といった兆候が挙げられます。また、イグニッションコイル交換費用をケチって不調な1本だけを交換するケースが見受けられますが、同一ロットの電気部品は数ヶ月以内に連鎖して故障することが多く、二度手間の工賃を支払う結果になりかねません。

佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。