Q1:高所恐怖症は何歳からでも自然に治ることはありますか?
A1:思春期から青年期にかけて発症した限局性恐怖症が、未治療のまま完全に自然寛解する割合は成人後では高くありません。むしろ放置することで「避ける癖」が定着し、行動範囲が固定化しやすい傾向があります。ただし、適切な認知行動療法やVR暴露療法を受けることで、大人になってからでも大幅な症状改善や寛解が十分に可能です。
Q2:人間ドックや一般の内科で高所恐怖症の診断書は書いてもらえますか?
A2:一般的な内科や健診センターでは、精神医学的疾患としての確定診断や診断書の発行は困難です。業務上の配慮(高所作業の免除や配置転換)を会社に求めるための診断書が必要な場合は、精神科または心療内科を受診し、DSM-5等の基準に基づいた専門医の診断を受ける必要があります。
Q3:耳鼻科の「めまい」と高所恐怖症の「ふらつき」はどう見分けますか?
A3:耳鼻科領域のめまい(前庭障害)は、頭の位置を変えたときや安静時にも生じ、眼振(眼球の小刻みな揺れ)や難聴・耳鳴りを伴うことが多いのが特徴です。一方、高所恐怖症によるふらつきは、高所という視覚的状況に置かれたときに限定して生じ、激しい不安感や動悸、冷や汗などの自律神経症状を伴います。判断がつかない場合は、まず耳鼻咽喉科で器質的異常がないか確認した上で、心療内科に相談するのが安全です。 (出典: 高 所 恐怖 症 診断(Yahoo!ニュース))