公設秘書になるためのアプローチは、一般的な就職活動とは大きく異なります。最も一般的な採用ルートは以下の3つに集約されます。
第1に、人脈やコネクションによる登用です。地元地方議員の経験者、後援会幹部からの推薦、他事務所からの移籍、あるいは私設秘書として下積みを積んだ後の内部昇格が王道とされています。
第2に、政党の公募やインターンシップ経由です。各政党が主宰する政治塾や、学生・社会人インターンで実績と忠誠心を示した人材がそのままスタッフとして登用されるケースが増えています。
第3に、政策担当秘書資格試験の合格者名簿からのスカウトです。試験合格者は衆参両院の名簿に登録され、政策スタッフを探している議員事務所から直接声がかかるシステムが整っています。政策力はもちろんのこと、議員との人間的な相性や危機管理能力が採用の決定打となります。