歓楽街の風景そのものも大きく塗り替えられている。かつて夜の街を象徴していた路地裏の老舗ゴーゴーバーやオープンエアのバービアは、賃料高騰と規制の煽りを受け、次々と姿を消した。バンコクのタニヤ通りやパッポン通りでも、看板を付け替える動きが目立つ。
その代わりに台頭しているのが、完全会員制のハイエンド・エンターテインメントクラブや、デジタル技術を融合させたモダンなラウンジだ。暗い店内での接客から、明るく洗練された空間でのエンターテインメントへの移行が進む。客層も欧米のバックパッカー中心から、中東や他のアジア諸国からの富裕層観光客へと変化している。