群馬県知事・山本一太氏のバックボーンは、地方自治体の首長としては極めて異色の国際性と多彩なキャリアに彩られています。1958年1月24日生まれの山本知事は、草津温泉で知られる群馬県吾妻郡草津町出身です。父は元農林水産大臣を務めた山本富雄氏という政治家一家に育ちました。
学歴面では、中央大学法学部を卒業後、アメリカのジョージタウン大学大学院(MSFS:外交政策学修士)を修了。国際感覚を磨いた後、国際協力事業団(現・JICA)や国際連合開発計画(UNDP)ニューヨーク本部で勤務するなど、国際機関の最前線で実務経験を積みました。
1995年に自民党公認で参議院議員に初当選し、国政に足を踏み入れます。参議院議員を連続4期24年間務め、第2次安倍内閣では内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策、科学技術政策、宇宙政策、IT政策など)として初入閣を果たしました。
政治活動と並行して知られるのが、若い頃からの本格的な音楽活動です。ロックを愛し、自ら作詞・作曲を手掛けるシンガーソングライターとしてCDを複数枚リリース。議員時代もギターを片手にライブイベントを開催するなど、型破りなパーソナリティで若者層やネットユーザーからの認知度を高めました。私生活では国際機関時代に出会った妻を大切にする愛妻家としても知られており、公私のバランスを保ちながら2019年の群馬県知事選で初当選、2026年に再選を果たして現在に至ります。